当社ホームページをご覧いただきありがとうございます。
グラジオ広報担当です。
明けましておめでとうございます。今年も当社製品をよろしくお願いいたします。
さて、年明け一つ目のお話ですが、今回は問い合わせの多い、風と雪についてです。
ドームテントもテントですから取り外しが可能といえ、毎回取り外すのはなかなかの手間です。
出来れば、可能な限り置いたままにしたい、とは言えうちは風が強いし、冬には雪が降る、そのようなお声もよくいただきます。
実際、ドームテントはそれらに対する強度がどれくらいあるのでしょうか?
今回はその辺りのお話をさせていただきます。
まず、風についてです。
当社のドームテントは「ビューフォート風力階級」で11まで耐えられる構造をしています。
これは国際的な風力の目安で、1~12までの階級で表されています。
当社ドームテントが耐えられる11は「山のような大波。海面は白い泡ですっかり覆われる。波頭は風に吹き飛ばされて水煙となり、視界は悪くなる。」というレベルで広い範囲で大きな被害をもたらすとされる強さです。ちなみに10で木が根こそぎ倒される強さになります。
風速で言いますと28.5〜32.6m/s程度になります。
ですので、大型台風の直撃でもない限りは仕様上は問題ありません。
次は雪についてですが、こちらは一般的な6mドームテントの場合、フレーム一本当たり120kgまでの荷重に耐える構造になっています。
形が丸いこともあり、この重量を超える積雪があることはあまり考えられません。
当社では北海道余市町の山中で一年間実証実験を行い。耐久性に問題がないことを確認しております。
このようにかなり丈夫であることは間違いないドームテントですが、どちらも慎重に扱うことは大事です。
例えば、テント本体は大丈夫でも、基礎との繋ぎが弱ければ基礎ごと風に飛ばされることはありえます。
また、雪であれば長期の大雪は変形や劣化を早める原因にもなるでしょう。
販売する側として、商品が丈夫であるからこそ、大事に使って長くご利用していただけたら幸いに存じます。